1st あべいくです。
練習日もあとわずかとなり、人数も揃ってきて随分演奏会前の雰囲気が出てきましたねぇ。
ラストスパート頑張りましょう!!
◎全体の注意点
>p・fの差は随分付いてきたと思います。あとはmp・mfをどのように表現するかですね。
自分が思ってるより、思い切った差をつけること、パート単独でのmpなのか・数パートでのmpなのかを意識すると全体的に随分すっきりしてくると思います。
>今、自分が弾いている箇所がメロディなのか伴奏なのかしっかり意識して弾き方を変えましょう
>指揮が分かりにくい・合わせにくい箇所があれば遠慮なく伝えましょう
今のうちに疑問や不安は解消して気持ちよく弾きましょうね(本番に裏切られることもありますが・・・笑)
>しっかり指揮をみて表情を出す練習も意識しましょう。特に本朝は楽しそうにね!
*ディベルティメント
Ⅰ・指揮者からの指摘もありましたが間違って音取りしてると思われる箇所が数箇所あります。
この楽章でもfからpへなど急激な音量変化がめまぐるしく出てきますのでもう一度、丁寧にさらってみましょう。今となっては難しいパッセージよりもこのようなところを丁寧に弾けるように頑張りましょう
Ⅱ・音量差をしっかりつけていかないと長いだけの退屈な曲になってしまいそう・・・ですよね。
上記の全体の注意点をしっかり意識して弾きましょう。くれぐれも注意力散漫にならないようにしましょうね。
♭がいっぱい出てきても落ち着いてね
Ⅲ・今回練習してませんが・・・個人的には一番好きな楽章です。(特に冒頭のギター大好きです)
全体がなめらかに柔らかく流れるように弾ければいいですね。
Ⅳ・演奏会のラストです。気力で最後まで弾ききりましょう。
この楽章も目まぐるしく変わる音量差をしっかりつけることが重要です。fやffが続くところも多々ありますが
うまく力を抜けるところは抜いて、メリハリのある演奏をめざしましょうね。
*アリア
ホントに演奏会場での響きが楽しみな曲です。気持ちよく曲の流れに身を任せて弾きましょうね。(その中でも
周りとのバランスを見る一部の冷静さは残しておきましょう)
*ペレアスとメリザンド
この組曲は王太子ゴローの弟ペレアスと王太子妃メリザンドによる禁断の悲愛の物語です。その中でも前奏曲は深い森の中でゴローが少女メリザンドを見出すシーンの幻想であり、ゴローの胸に芽生えた恋と、頼りなげな美少女メリザンドの素性へのおそれがほのかなニュアンスを含んだ憂愁の音楽をかもし出します。
・・・なんとなくこの曲好き!って方も多いと思いますが、この激しさはその後の禁断の悲愛?を予感させるものかしら、だとか今自分が弾いているのは深い森の情景?とかこれはゴローの恋心?メリザンドのはかなげな美少女ぶり?かしら・・・などと思って弾くと、またそれは楽しいかも。
*ヘンゼルとグレーテル
ドラ・チェロからはじまるメロディがいっきに物語にひきこんでくれますね~。この曲のなかに物語に出てくるお菓子の家や魔女・・・といったものを彷彿させる場面が次々に出てくるので、前の場面を引きずらないように、音量や音色をしっかり弾き分けるように気をつけましょう。なんといってもドラと2ndが主役です。しっかり主張して目立っちゃいましょう!!
*本朝
一)ドラ・チェロのsfの入りで一気に物語にひきこんじゃいましょう!いい感じですよ~
嫁入り行列では数パートが入れ替わりでメロディをつないでいくので、きっちりメロディとその他を
弾き分けましょう。ここでも急激な音量変化、なめらかな長いdimが出てきます。こういう部分を
もう一度丁寧にさらっておきましょう。それから特に1stですが他の楽章でもfの高いメロディが結構出てきます。オクターブ下で2ndが支えてくれてますので音量は2ndに任せて1stはきれいで伸びのある音が出るように頑張りましょう。
二)白兎の悲しみ?がでるようにここでは直情的に切々とうたいあげましょう・・・ということでしたよね?(←指揮者様) メロディの収め方にも気を配って丁寧にうたいあげましょうね。
三)入りのギターさん!美味しすぎる見せ場なので、合宿ではパート全員が納得するまで指揮者とあわせてくださいね~(見た目にも不安そうな様子が・・・)。その後も1stのやさしい雀の踊りや全パートでの急激な音量変化など聞かせどころ満載の楽章なので本番で楽しく弾けるように今のうちにしっかりあわせておきましょうね
四)いまだに‘こぶとり’と小太りを勘違いしがちなのは私だけ・・・?どちらにしても正直爺さんの野暮なおどりなので、ドッテドッテととした野暮な感じがでるように重々しく弾きましょう。中盤の2ndメロディ美味しいトコなので頑張ってね!
五)殿様の行列が遠くから聞こえてくる様子、いいですね~。とってもきれいです!
中盤のドラのさくらさくらをしっかり聞かせられるように他パートは控えましょうね。しっかり目立っちゃってくださいね、ドラさん! それから終盤ではテンポを変えないので音量差とf・ff・fffの迫力で華やかさを表現できるように頑張りましょうね!!!